(1)想いの整理/立ち上げたいのはなぜ?

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【1-3】『始めたい気持ち』×『出来るところから』

これから子どもの居場所づくりや学習支援、子ども食堂、フードパントリーやフードドライブなど子ども支援を始めたいと思う方へ。

とてもシンプルながらも重要なことをお伝えします。

始めようとする時は誰でもモチベーションが高く、あんな事やこんな事をしたいと夢を膨らませているものです。その気持ちはとても大切にしてほしいですし、一番楽しい時期だと思うのでめいっぱい心躍らせてください。

ただ、そのモチベーションはいつまでも高く保っていられるものではありません。多くの方は頭の中で思い描くことに夢中になってしまい実行まで辿りつかないことがあります。そして、実行まで辿り着いても継続できずにフェードアウトすることが多くあります。

継続できるように無理のない範囲で出来るところから始めてください。

『出来るところ』からで良いのです!

子ども支援の形はたくさんあります。自分の思い描いている理想とする支援の形もあるでしょう。

これまでたくさんの方の話を聞いて思うのは、『やりたいと言っているだけの人』が世の中にはたくさんいるということ。想いを口にするのは良いと思いますが、本気度がどの程度かは見れば分かります。この人きっと言ってるだけで始めないだろうな〜と。

例えば、子ども食堂をやろうと思うと、食材の確保やお金のこと、開催場所、調理する方法やスタッフなど揃えなければならないものが多くあります。それは乗り越える壁の多さということです。

さまざまな壁が目の前にやってくると後回しにしたり、熱が冷めてしまったり机上の空論で終わってしまいます。

自分の目指すべきカタチがあったとしても、ベビーステップを踏むことが大事です。
理想の形ではないかもしれませんが、小さくても大きな一歩を踏み出すこと。頭の中にあることを一つでも形にしてみてください。

子ども食堂というスタイルじゃなくても、子どもの居場所づくりとして子どもたちとコミュニケーションを取ることもできますし、学習支援として宿題を見てあげるなどお金をかけずに出来ることもたくさんあります。

最初はスモールスタートでも構いませんので、大きな第一歩目を踏み出してみてはいかかですか?

継続することこそが一番大事なことです。

子どもの支援を始めるからには細々でも継続できるものにしていくべきだと思っています。

社会や環境が変わればその時々で困っている子どもは現れますし、手を差し伸べなければいけない子どもはいつの時代も必ずいます。

規模の大小、実施方法にこだわらず助けを求める子どもたちの声に耳を傾けてみてください。

『したい人10000人。始める人100人。続ける人1人。』

この言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、思っていても始めない人はたくさんいますし、始めたところで続けられずにいつの間にか終わってしまっている人もたくさん。

こうしてみると『続ける』ということは案外と難しいようです。

続けられない理由は、毎回少しずつ負荷がかかり無理をしていることが考えられます。無理のない範囲で自分に出来るところから始めるのが大事です。

始めて見てから拡張できるのか、縮小すべきなのかを見極めるのがおすすめです。
子ども支援をする方法は様々ありますので自分の今に見合った活動を見つけましょう!

『始めたい』その気持ちが全ての根源です!

続けるためには自分のやる気・疲れ・仕事との両立など要素はたくさんあります。このどれかが欠けるとモチベーションが駄々下りしてしまいます。仕事が忙しく時間を作れない・疲れが溜まっている→やる気が出ない。というスパイラルに入ります。

そんな時は初心に返り『始めたい』と思ったのはなぜか振り返ってみるといいでしょう。
何かに突き動かされて始めていたり、幼少期の思い出だったり人それぞれですが、みな同じように心の根っこにあるはずです。

根っこにある想いと向き合ってモチベーションをコントロールすることが継続の秘訣です。

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